2015年6月8日月曜日

RT キャブ不調おそらく解決。


RTのキャブの不調について思い当たる節がいくつかありました。

BMWのこのエンジンは非常にオイルを食うエンジンとして定評がありますが
私の個体はそれほどではありません。先日、オイル交換をしたときに、ゲージのMAX付近まで入れてしまったのが気になっていました。オイルの入れ過ぎはあまりよろしくありません。
オイルの入れ過ぎが原因でブローバイガスに多めのオイルミストがいっていたと思われます。
エアファンネルに接続しているのがブローバイガス還元ホースです。下の変色してベージュ色になっている部分から直接キャブに噴出します。

オイルがかなり溜まっているのがわかるでしょうか。
キャブの吸気部分には下にエアーブリードの穴が開いていますが、ブローバイガスに含まれるオイルミストが結露?してこのエアーブリードを詰まらせたのが原因と考えられます。
 ならば、ブローバイガスをオイルキャッチタンクに通すことにします。
T字パイプがガスの通路です。

 T字パイプを引っこ抜いて、パイプを突っ込みます。
エアークリーナーケースの底に用途不明のゴムキャップがありますので其処を開けて、ホースが通るようにリーマで少し拡張しました。ホースは内径12mmのホースです。一応耐油性のもの。
 オイルキャッチタンクはとりあえず、入浴剤のプラケースでつくってみました。あくまでも仮のものです。SR用にストックしてあったブリザーフィルターを中につけて、周りをステンレスたわしで充填します。











40キロほど山の中を走ってみましたが、ホースにオイルが溜まる様子もなく。。。
もうしばらく様子を見ます。
効果は?やはり、エンジン調子よいです。音が変わりました。乾いた音に、そしてやや薄めの症状に変化したような気がします。もう一度キャブセッティングやり直したほうがいいかもそれません。






おまけです。このエアクリーナーケースの方がいいんだけどなぁ。
口径が少し小さいので不採用にしました。インレットパイプがR100初期型ののものだったら、使えそうですね。 これは、ボックスの後ろに穴がないR75か60のものです。