2013年2月22日金曜日

嘆きのアクアリウム

たまには更新しておこう。。。XSの話ではないけれど。。。(冬眠中だから)

アルバムから(昭和40年頃)
私が熱帯魚を飼うようになって30年以上になるだろうか、奥深くのめりこむこともなく、身の回りに水槽があって魚を飼っているだけ、ときどき思い出したようにペットショップで魚を買うという感じかな。
 亡き父も団地住まいの頃から、下駄箱の上で熱帯魚を飼っていました。団地サイズの45センチ水槽ステンレスのフレーム水槽だったろうか。(右の写真)幼い私が手を突っ込んでかき回していたそうだ。

熱帯魚は以外にも長生きするので、バランスのとれた水槽だと結構長い間手を入れなくても大丈夫。


今もエンゼルが3匹、トーマシー3匹、カーディナルテトラ11匹、コリドラス・エネウス3匹を飼っています。このうち、エンゼルもトーマシーもシクリッド科の魚で結構縄張り意識が強いのです。

鯉エンゼル(左)とボスエンゼル(右)
エンゼルは5年物のXLサイズが水槽のボス的存在でいたのですが、シングルで産卵していたため、ペアができないかなぁと(笑) 最近、赤みの強いマーブル柄(鯉エンゼルと呼ばれるらしい)と少し黒めの若いエンゼル2匹を放り込みました。ボスエンゼルはもともと気の強い個体だったのですが、鯉エンゼルは成長するにしたがって、5年物より気の強さを発揮するようになってきました。
物陰から様子をうかがうトーマシー
あろうことか、この鯉エンゼルはボスエンゼルに追い払われるとチビ黒エンゼルにあたりちらすようになってきたのです。おかげでチビ黒エンゼルはひれがボロボロ、隔離が必要になってきました。
さらに、トーマシー。前評判ではおとなしいと聞いていたのですが、そんな大嘘にだまされました。トーマシーはエンゼルに輪をかけて気が荒く縄張りに入ってきたコリドラスやカーディナルテトラを追い回すようになったのです。
コリドラス(手前)とトーマシー

シクリッド科の魚は縄張り争いの時にはひれを拡げ、色彩も鮮やかになって美しいのですが、トーマシーは興奮すると、まるで暗黒面に落ちたかのように真っ黒になって(^^; 鬼の形相で周囲を威嚇するようになるのです。これにはあきれてしまいました。(苦笑)

「ああ、癒されるはずのアクアリウムで縄張り闘争など見たくもない。(T^T)


照明が赤いのは実験的に購入したLED植物育成用ライトです。水耕栽培などで使われるものですが最近、安くなってきたので購入しました。(2200円ほど)効果はまだ不明です。


90×40×50。。でかい^^;;
さて、隔離するにももう一本水槽を追加する場所的な余裕はありません。ならば、20年以上愛用した75センチ水槽を90センチにグレードアップして仕切りをいれることにしました。通常の90センチ水槽は90×45×45ですが少し背の高いフレームレス水槽をチョイスしました。
もともと90センチ水槽用の水槽台を使用していたので場所は問題なし。しかし設置にあたっては床下に潜って、床を支える束の設置状況を確認しないといけません。なぜなら150リットルの水を設置するわけですから、総重量は200Kg近くになります。。。
長い間慣れ親しんだ、75センチ水槽です。
曲げガラス水槽が出始めの頃のもの。
今では75センチ水槽は見かけなくなりました。

それにしても汚いねぇ。
最近は寒くて水替えをサボっていたので、苔の発生がひどかった。1週間で見えなくなるほど。。。


水槽のセットを開始。
四角い枠は底面フィルターですが、通常のものではなく、下から吹き上げるものです。そのタイプの中でも水草用に設計されたオーバーフロータイプのものです。今も売っているようですね。今も水草水槽を作る人は多いですが、使用しているのをほとんど見たことがありません。
右の四角いブロックを水槽の中に敷き詰めるのが本来の使い方ですが、足らないので
真ん中を空けて、ここには濾過用のセラミックチューブを敷き詰めました。
この後、濾過用のマットを敷き、底砂を入れます。底砂は水草に適した。黒土を1~2mm程度の粒に加工したソイルを使用しました。作業は。。時間を忘れてやってましたねぇ^^;;
気が付いたら写真を撮るのを忘れてました。。。。。。
完成はこんな感じ。。。。


 正面以外と正面の下部を100均で買った発泡パネルで囲っています。
中央に浮かんでいるのが鯉エンゼル。ボスは左で正面を向いているのでわかりにくい。
左1/4をセパレーターで分けています。ここにチビ黒エンゼル。

左側面に箱が張り付けてあります。この箱を上から蓋をあけて覗くとペットボトルが。。
何かわかるでしょうか。水草の成長を促進させるためには二酸化炭素を使うのですが、それの発生装置です。中身は砂糖水にイースト菌。
 発酵の際の二酸化炭素を利用するなんて、すごいアイデアですよねぇ。ネットでこの方法があることを知り、今回初めて発酵ボンベを使ってみたのですが、調子が良いです。

黒い箱が側面に。。
スリットは熱をボックス内に取り入れるため

 この発酵ボンベは2週間ぐらい持つらしい。
二酸化炭素添加システムには、ライフジャケットを膨らませる際の携帯小型ボンベを使うものが多いのですが、一か月に1個(1300円程度)初期費用に2万円近くかかることを考えると、ただ同然ですよね。


 このように、快調にでています。

発酵が終わるころにはボトルの中身は酒になっているのでしょうか? 二酸化炭素添加システムで甘酒ができるようになるなら素晴らしいかもしれない。。




さて、今日はここまで。