2014年1月28日火曜日

セルモーター交換

セルモーターを交換しました。
純正はボッシュのモーターですが、最近は寒くてオイルが固くなっていることもあり圧縮過程で力尽きます。バッテリーは純正が34Aですが、今回交換したものは30Aということもあるかもしれません。それにしてもちょいと力がなさすぎです。オーバーホールすると少しはよくなるようですが、重い・電流を喰う・回転が遅いということで、思い切ってサードパーティーのエンデュララストのものを選びました。
左がボッシュ・右がエンデュララスト
省電力・高トルク
ボッシュは直結ギア
エンデュララストは遊星ギアを介し、減速しますが、結果的に高トルクを実現します。
上は外しにくいことで有名なボルトです。私の場合は細いエクステンションをもっていたので微妙に芯がずれていますが、あっさりとはずせました。


セルをはずすとこんな感じです。


フライホイールに見える白いマークは以前に見やすいようにつけた上死点と点火マーク


見栄えが良いようにマークしなおしました。


これもエアクリーナーボックスを外すのに邪魔なスタッドボルト
箱型に変更する前の設計によるものだそうです。普通のボルトに変更しました。
ロック剤で固めてあって普通には抜けませんでした。
ここにロック剤をかけた意味がわかりません。


あっさりと収まって完了。外したものを組み付けていきます。


庭の手入れや車庫の整理をしながら、やったので延べ時間は2時間程度。
エアクリーナーを外さなければもっと早い時間で片づけられたと思います。

セルは普通にキュルキュルと軽やかにまわります。エンジン始動は時間切れ。
また今度です。

薔薇の剪定と誘引でへろへろになる。




忙しすぎて伸び伸び、もとい延び延びになっていたバラの剪定と誘引をしました。ピエール・ド・ロンサール。
エアコンの室外機の交換で誘引外してそのまんまでしたが、今日しかないとやりました。

下の様子が先シーズンのもの、残念ながら満開の状態ではありません。最近、新しいシュートが出ないのでちょっと姿が変わりません。

ちょっと、隙間が目立つかな。

左下のように、咲き始めは花弁の先のみがピンクですが、だんだんと蕾がゆるんでくると全体にピンクが強くなります。
そしてだんだんと色が薄くなるような印象です。

右下の写真が中盤です。

今年はどれくらい蕾が上がってくれるか、春が楽しみです。



 


2014年1月22日水曜日

ちょっとだけR100RT

いつのまにかやってきた、BMW R100RT ちょいとくたびれた30年前のオートバイ。
たぶん10万キロは軽く超えていると思う。
この水平対向エンジンには乗っておきたいと考えていた。
いざ手に入れてみるとこんなに自分でやれることが多い機械だとは思わなかった。
もっと乗らないとこのオートバイについては語れないと思うが、できれば新車の状態を知りたいと思った機械でもある。
そのせいかはわかないが、せっせと直している。
とにかく手を入れずにはいられない、おもしろさがある。
今どきの1000㏄のオートバイに比べるとひとまわりコンパクト。
このカウルには純正ではないハイスクリーンがついている。冬や高速道路では風がまったく当たらないのでいいのだが、夏は暑い。
視界も悪いので、せめてノーマルなものか、短くしたものをつけたい。
マジンガーZの頭がすぐに思い浮かぶデザイン。

一見きれいに見える塗装はかなり傷みが来ている。
塗装表面にプツプツが出来て爪がひっかかると確実にそこから剥げる。
タンクの色は結構、お気に入りなのでカウルの再塗装も考えているが、バースト塗装って値段が高そうだ。
BMWお得意の手書きピンストライプはほとんど消えている。
タンクを外した状態。
細いフレーム。
本当にシンプルな背中

その気になれば、他車の外装を流用するのも簡単そうだ。
 左右対称に見えるエンジン
下の写真のようにかなり前後にずれている。
ステップの位置も前後にずれているが、違和感を感じたことはない。

バッテリーは30A19Lと軽自動車や農機用のものが使えるので安い。
通常の自動車用は振動に弱いという話もあったので、農機用のものを選択。

2014年1月7日火曜日

BMW イグニッショントリガーの換装

R100の点火系は通称で「ビーン缶」と呼ばれるイグニッショントリガーをイギリスのサードパーティーから出ているものに換装しました。ビーン缶自体の交換は簡単だったのですが、ちょっと太めになったコントローラーの取り付けに右往左往しました。
イグニッショントリガーなるものの解説と詳細な取り付け等は昔からちょくちょくブログでヒントを頂いていたMHRさんのブログにお譲りしますがMHRさんのR100は88年型で私の81年型ツインサスとは若干コントローラーの取り付け位置が違います。ツインサスのコントローラーはタンクの真下、トップチューブの上にあるフロントブレーキー配管の分岐上に取り付けられています。



新しいものは少し大きく、放熱板もごついものがついています。一応付属の金具があって、ネットの拾い読みではイグニッションコイルの場所につけるとかなんとか。。。いろいろ試したのですが、タンクに当たり無理でした。ネットでいろいろ調べたのですがどこにも記述がありません。そこでもともとあった場所に装着することを考えたのですが新しいコントローラーは幅が広く微妙に当たります。そこで新しい金具をつくったのですが。。
作ったのはこれ。。。市販のT字金具を曲げて。。作成。。だめでしたが。。




いい感じに収まったのですが、トップチューブをまたぐところでタンクの幅が狭まり、微妙に当たります。仕方がないので標準の付属金具を利用する作戦に切り替えました。
金具に開けられた穴の間隔とタンクの隙間を考えると、トップチューブ前側左しかありません。
リレーがありますが、外して、とりあえず装着。外したリレーはタイラップで適当に固定しました。

次は点火時期を調整しなければいけませんが、とにかく点火時期の刻印が見にくいのです。
そこで下の写真のように点火時期の刻印に白ペンキでマーク。これで暗いタイミングライトでもしっかり見えます。

交換の結果はとりあえずアイドリングが安定しました。
試乗するのが楽しみです。

金具の取り付け写真を追加しておきます。
参考にされる方はご自由に使ってください。
ブレーキラインの分岐を前にずらしています。
 イグニッションコントロールの放熱板がブレーキラインに干渉するので、分岐を前にずらしました。この写真はずらしたあとの状態。