2015年8月15日土曜日

RT車検の顛末

RTの車検。期限いつだっけなぁ、お盆前だったなぁ、と車検証を見ると。。。
げげげのげ、6日までだった。ここからがてんやわんやの顛末記。。。

 幸いにも陸運局はお盆も営業しています。13日の午後からの検査を13日の午前中に予約して、近所のバイク屋さんに自賠責の契約(13,640円)をしに行き、その足で市役所に仮ナンバー取りに行き(700円)、さぁ昼前に出発。ところが、いつになくRTの機嫌が悪く、セカンダリーの開度から息つきの症状で吹けない。国道8号を走るのは無理と判断して、家に引き返しました。
吹けない右のキャブをばらし、掃除。再度組み上げるも同じ症状。。。。 キャブのつまりでなければ、2次空気かダイアフラムの破れか、というところで2次空気の吸いそうなところを探します。
インシュレーター バンドの締め具合。チェック中に妙なことに気が付きました。キャブの角度が微妙に変化するのです。確認するとヘッドにねじ込み式のインマニが緩んでいることに気が付きました。これをきっちり締めこんで、
「復活!!」 「よっしゃ!」
日が暮れていました。 Orz 明日があるさ。予約入れなきゃ(-_-;)


 翌日、14日です。昨晩、幸いにも朝一番ラウンドの残り1枠を確保することができました。
受け付けは8時45分から、それを目標に家を出発。エンジン快調ではなく。。。キャブのバランスが取り切れていないせいか、暖まるとやたら、アイドリングが上がってくる(-_-;) まぁ、それ以外は問題なしということで。。。

受験に必要な申請書等3枚(31円だっけ)
重量税(5,000円) そういや、古い車は額がどうのこうの言っていたような気がするが。。。

検査手数料(1,700円)

以上の3枚に必要項目を車検証から転記して、提出。さぁ本番です。

さぁ、この写真撮影の直後に一つ目のトラブル(笑)
エンジンをかけようとしたら、バックファイアでいままで機嫌の良かった左のキャブが落ちた(-_-;)

なにくわぬ顔で(-_-;)、おもむろにマイナスドライバーを取り出し、つけなおします。(-_-;)

さぁ、受験の順番が回ってきました。

「ハイ、前照灯」「ピカー」 「ウインカー右左」「カチカチ」。。。
「ハイ、ホーン」「。。。。。スカッ。。。。」「?」  「。。スカッ。。」「??」「!!!」「ヒューズ!(-_-;)」

ホーンのヒューズは後ろウインカーとリアブレーキと兼用なのでことごとく✖がついていきます(-_-;)

とりあえず、そのままブレーキと速度計は合格。ライトの光軸は不合格。。。

再検査は3回まで受けられますので、夕方までになんとかしなければいけません。

受験ラインを出てから、すぐにヘッドライトケースを開けて、ヒューズを点検するとやっぱり切れていました。さぁ、どうしよう。古いドイツ車は日本では見慣れない変なヒューズを使用しているので普通のものは使えません。いつもなら予備をもっているのですが、昨日の整備の時に降ろしてしまって今日に限って。。。というやつです。ヒューズの代わりに使えるはずだった針金類もみんな置いてきたので途方にくれてしまいました。しばらく、考えて不要配線をカットして直結しようと決めて、作業に取り掛かろうとしたとき、ドライバーのビットに目が釘付け。
 写真の一番下がヒューズです。ドライバーのプラスのビットが長さも太さも一緒なのに気が付いてすぐにソケットに押し込みました。ぴったり! 

 「よっしゃ!」

リアウインカー。。。。「チカチカ」

「よっしゃ!!」 

リアーブレーキ 。。。「ペカー」

「よっしゃ!!!」 

ホーン。。。。

「ぱぁーん 」
うーん、フィアムのホーン最高!!もう一回!

「ぱぁーん! 」

「よっしゃ!!!!」  

ホーン鳴らしてガッツポーズするへんなおっさんでした(笑)

このあと、光軸検査で2回落とされましたがなんとか合格。

合格して当たり前なんですが、すごい試練を乗り越えたような気がしました。(-_-;)
  
 

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