2015年5月10日日曜日

オイル (思考)錯誤



 R100はエンジンとミッションが別になっているのでミッションにはギアオイルを選んで入れることになります。

写真はレスポ 非ニュートン系粘弾性オイルです。
75W-90ですが、非常にさらりとしたオイルです。
化学合成オイルです。

良い結果が出るに違いないと期待したのですが、、
全く、だめでした。さらりとしたフィーリングがもろに足先に出ます。足先の圧力がないというか、オイルがないような感覚になります。やはり、少し柔らかすぎるようです。

100Kmも走らないうちに抜いて、捨てるのはもったいないので(-_-;) シャフトオイルとデフオイルに持っていきました。

 化学合成油の信奉者である私にとっては、コペルニクス的転回ではあるのですが、機械的な特性や性能よりも人間のフィーリングが一番大事あるとするならば、こっちかなぁ的なものですが、、

で、何を選んだかというと、ケンドールのオイルです。オイルオタクな人にはパラフィンリッチなオイルとして評価されているようですが、ウィキでパラフィンリッチを検索すると、パラフィンリッチという言葉自体を否定されているのが興味深いですねぇ。

 黒いボトルが ケンドール ギアオイル#80W-90 NS-MP(946ml)

箱は まとめ買いしたエンジンオイルで
ケンドールGT1 HighPerformance LIQUIDTITANIUM #20W-50 (12本)

並行輸入物で値段は書きませんが、これだけで13,000円でお釣りが来ました。
どちらも鉱物油ベースです。
 




 




ギアオイルの色はこんな感じのごく普通のオイルです。

で、結果は非常によいですね。 BMWのトラックのようなギアの感じが、まろやかになりました。
感覚的な表現で申し訳ないのですが、シフトペダルに節度感とダイレクト感・足先でダイレクトに固いものを探る感覚が無くなって、ゴムの薄板越しにシフトする感覚に戻りました。

まぁ、それでもシフトミスは出ちゃうんですけどねぇ。





エンジンオイルもついでに交換。

今まではBPのクラシックや
バルボリンの20W-50を使っていました。
どちらも鉱物油です。
BPは固すぎ、バルボリンは可もなく不可もなく、
安くてよいと思います。急に音がうるさくなるような傾向があり、昔のカスロートル(-_-;)のように
渋滞一発でダメになるようなほどではないけど劣化は早い印象があります。

ケンドールは長持ちオイルを売りにしているようですが、大排気量・空冷ツインでどのぐらいもつのでしょうかねぇ。


規定量をいれて、エンジンまわしてみました。
明らかにバルボリンよりも音が静かになりました。
タペットのカチャカチャ音が非常に静かになり、打音系の音が聞こえてきません。 こりゃええなぁ。

油温が上がってくると、やや音が上がってきますがそれでも明らかに静かです。

高速道路での連続走行だとどう変わってきますかねぇ。

次がちょいと楽しみです。

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